20歳のときに『看護補助者』として入職しました。看護補助者として入職したので資格がない状態からのスタートでしたが、看護師の資格をとってみようと決めました。

はじめに『看護助手認定実務者試験』を受験して、そこから徐々にスキルアップをしていって『正看護師』の資格や、民間の資格だと『音楽療法士』の資格なども取得しました。

中でも特に大変だったのが『日本精神科医学会認定看護師』です。3年ほどの年月をかけて取得する資格で、毎晩子どもを寝かしつけたあとに必死に勉強していたのを覚えています。

今までにたくさんの資格を取得しましたが、どの資格も現場で働く上で大変役に立っているなと感じています。

今後取得される方に対しても、そういった面でのサポートもできると嬉しいです。

さまざまな病棟を経験して、現在は外来に就かせていただいています。

実務的には患者様の診療・診察の介助だったり、訪問診療で先生方と同行して患者様のもとへ訪問したりしています。

特に訪問診療では、患者様が「どういった場所で生活していて、どんなお悩みを抱えられているのか」といった診察室の中だけでは見えない背景がわかるので非常に勉強になります。

当院まで距離があるなど、なかなか継続して通院できない方もいらっしゃいますので、診察をしてお話しをして、「少しでもご安心いただけたら」という思いをもって訪問しています。

ありがたいことにお褒めの言葉もいただきますし、こういった取り組みはやりがいにつながっている部分ですね。

また取得した資格を活かして、より多くの業務に携わることができることも自身のやりがいにつながっているなと実感しています。

院内教育が充実しているのも魅力ですね。

管理職の者は、『役職』についてしっかり学んでいますし、現場で働く方への研修も充実しています。

院内で必須の研修はもちろん、それぞれの部署内でも研修を行っているので、学べる環境を重視される方にはぴったりな職場です。

入職された方が自信を持って仕事に取り組めるよう、『教育』は今後も大事にしていきたいですね。

より長く勤めていただくことが、病院としてのサービスの質の向上にもつながるのではないかと思います。

また、現場の意見を反映して、実際に落とし込んでいきやすいことも筑水会の強みだと思います。

私個人としては、みなさんに「働きやすい」とかやりがいを持って仕事をしていただくことが一番なので、みなさんの意見をいただきながら、一緒に職場を作り上げていくことができるのも楽しいですね。